水まめ知識

人は生命活動を維持するために、絶えずを摂取・排泄して循環させる
必要があります。
この水の循環がスムーズにできないと様々な障害が起きます。

体内からの水分の排出量は、何もしなくても成人男性で糞尿約1.4リットル、
発汗などの皮膚などから蒸発で約1.0リットル、合計で2リットル以上も排出されます。
逆に1日に0.5リトッルでも尿が出なかったとすると、体の中に毒素などが貯まり
危険な状態になります。

このようなことから、俗に人は1日あたり2リットル以上の水を飲む必要が
あると言われているのです。
水分補給は排泄を行うためにも絶対に必要なわけです。

しかし、2リットルもの水を実際に飲むのは非常に困難なことですし、
実生活で2リットルもの水を意識的には殆ど飲んでいないのに、
私達は問題なく生活しています。


体内の水

体内の水分の比率は全ての人が大体同じと言うわけではなく、
年齢や性別、更に肥満度などによって異なるのだそうです。
平均して男性が約60%に対して女性は約55%、
痩せている人が60%に対して太っている人は40%くらいだそうです。
その中でも赤ちゃんは約80%とかなり高い割合となっています。

赤ちゃんは成長するために盛んな生理活動が行われるため、
大量の水が必要なのです。
ですから、成長期である赤ちゃんはより水分の割合が高く、
子供から大人になるにつれ、その割合は下がって行きます。

実はこれらの事から言えることは、
老化を防ぐためには水を多く摂ると良いと言うことです。

老廃物の排出を促進し、の循環を良くすることで、
老化を少しでも食い止め、より健康な体を維持する事が
できるという考え方です。